新潟県山岳協会 雪山講習会
飯豊連峰 前衛 俎倉山 (856.6m)途中まで
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GPSLOG | 座学 |
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82歳坂井さん 凄いなぁ | 雪もだんだん深くなる |
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誰だ〜、ビーコンが発信モードのままなのは? | 埋没体験 |
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埋没者の搬出まで | 下山時に見える焼峰山 |
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なかなか、楽しそうですね。 | 蒜場山 |
日 時 平成22年02月20日(土)〜21(日)
参加者 県山協加盟山岳団体 所属の方約30名
天 候 20日(土) 曇り
21日(日曇り後晴れ
気 温 20日 −2.4度〜4.5度 (気象データは新潟 8時〜16時)
風 速 0.5M〜3.6M (気象データは新潟)
風 向 S〜W〜WSW〜SSW〜S〜SSW〜NNE〜W〜ESE
目 的 冬山技術講習会
装 備 日帰り冬山低山
登はん用具:なし
冬山として、スノーシュー・Wストックを使用
その他 プローブ・ビーコン・スコップ
ナビ用品:GPS・地図・シルバコンパス・マップポインター
防寒具:カッパで代用・フリース
データ
TP積算距離 9.30km
TP移動時間 2:48
移動平均速度 3.3km
全体平均速度 1.9km
総上昇量 392m
以上GPSデータ
概略
県山岳協会行事で、2月20日〜21日にかけて、冬山技術講習会が行われた。20日(土)は新発田市滝谷(赤谷地区)にある農村婦人の家で座学、懇親会で宿泊、21日(日)は俎倉山への登山を兼ねてアバランチ・ビーコン、アバランチ・プローブ(ゾンデ棒)の実習訓練をおこなう。
記録
2月20日(土)、14時から仕事でお客様の案内をしてから帰宅、準備をして滝谷農村婦人の家に出かける。滝谷集落の雪が多いので少し驚く。現地に到着して台所を覗くと、新潟山岳会の皆様が豚汁の準備中。
開会時間を少し経過し開会。
自分から、平成19年の遭難事案を紹介して皆さんで検証、その後、新潟山岳会さんから、登山と栄養、無線機よGPSの活用を紹介、意見交換等で座学を終え、楽しい酒席。
何だか判らないうちに寝て、朝、目覚めるとお天気は回復傾向。昨晩の豚汁に饂飩が入り実に美味しい。
宿泊場所の清掃後、移動して除雪終了点へ。
2日目のみの方々が到着していた。各自準備をして俎倉山を目指す。
除雪終了点では足首程度の雪が林道のショートカット地点上部では膝前後、ラッセルの先頭をどんどん交代しながら進むがその先に進むと
重い新雪に膝上まで潜る。
11時を過ぎてもまだ、林道をラッセル。微妙な時間だ。林道終点地点で阿部委員長からタイムアップで行動停止の指示。
食事後アバランチビーコンの使用方法の確認と、隠したビーコンの検索訓練。埋没体験、プローブでの感触を体験し、雪上でのアンカーの
ひとつを例示。スタンディングアックスビレイを例示し雪上の実施訓練を終え現地で解散した。
雪上での実施訓練については、どのような技術を主眼に置くかで内容、装備品が変るのでこのあたりは難しいところで悩ましい。
深雪のラッセルで山頂に届きませんでしたが好天に恵まれ事故無く講習を終えることができました。